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【博多区・正月大祭】十日恵比須神社で詣でて福岡の人の十日恵比須好きはすごいと思った話。

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毎年1月8日~11日の間に行われる、「十日恵比須神社」の正月大祭にいってきました。
福岡に長く住んでいるのに、行ったことがなかったのでここで思い切っていってきました。この寒いなか、多くの人たちが訪れるのには理由があるんですね。


十日恵比須神社とは

東京・渋谷には「恵比寿」という場所がありますが、こちらの神社は「恵比」。
須・寿の違いは所説あるようですが、もともとは「恵比須」だったのが、縁起がいいように「寿」の字をあてるようになったなどの話があるようです。

建立

十日恵比須神社の歴史は、十日恵比須神社のHPから引用させてもらうと

西暦1591年、武内家隠居、五右衛門が香椎宮・筥崎宮参拝の帰りに潮先において恵比須神の御尊像を拾い、翌、文禄元年 西暦1592年1月10日 社殿を営み、恵比須神を祀る。
十日恵比須神社創建。

1月10日は神社の誕生日(といっていいのか?)だったのですね。なので「十日」恵比須神社なんなのでしょうね。

ご神体

事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)=えびす様
大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)=大黒様

の2体を合祀している神社だそうです。えびす様も大黒様も七福神の中の神様で、七福神の中で唯一「えびす様」のみ日本の神様だそうです。
えびす様も大黒様も商売繁盛の神様です。

正月大祭とは

毎年

  • 8日の初えびす
  • 9日の宵えびす
  • 10日の正大祭
  • 11日の残りえびす

の4日間開催され、祭典、福引、開運御座、お守り授与、年中祈願などが催されるお祭りです。
特に、福引・お守り授与は長いときは朝9時から翌朝6時までの21時間営業!それほど人気なんですね。

実際に行ってみましたよ。

行き方は、JR鹿児島本線の「吉塚駅」または、福岡市地下鉄空港線の「千代県庁口」のいずれからでもいけます。
今回は、地下鉄でいきましたが、多分?正解でした。なぜなら本殿までの行列が地下鉄側に伸びていたからです。

商売繁盛というよりも、パワースポット的な感じでいってきました。

十日恵比須神社のパワーは福岡の仕事運上昇にとても効果があると、ドクターコパがTV番組でいってました。
www.tnc.co.jp

地下鉄「千代県庁口」で降車して、いざ本殿へ

千代県庁口の改札でてすぐに、「6番か8番出口」へ行くと十日恵比須神社です。という案内もありましたので、迷うことなく出られました。
今回は、夜なら少ないでしょ!という思いのもといったのですが、福岡の人たちは夜が元気なこと忘れてました。


屋台が多い

筥崎宮の放生会(ほうじょうや)にはいったことが無いのですが、それに負けず劣らずの屋台数だそうです。(列に並んだ前の人がいっていました)
さずが4日間で10万人の参拝客を誇る大祭ですね。かるく数えただけでも、100店舗ほどはあったでしょうか。


お参りするのに(先が見えない)列に並ぶ

神社には幾度となくお参りしておりますが、こんなに先が見えない参拝行列は初めてです。いかに行列を避けて生きてきたかを思い知らされました。。。

2時間待って本殿へ

19時半に行列の最後尾に並び始めて、21時半頃にやっと詣でることができました。鳥居が見えてからお参りするまでに1時間かかりましたので、改札から本殿までは大した距離ではないのに2時間かかってしまいました。
列の中には手水舎(ちょうずしゃ)がはずれにあったので、手や口を清めることができませんでした。気になる方は、最初手水者で手や口を清めてから列に並ぶことをお勧めしますが、2時間並んだあと清まっているのか不安です。。


福引ひきましょう

十日恵比須神社の有名なものは、必ず当たる福引!参拝する前にマイクで「競り」のように「大当たり~」などの声が聞こえてくるとひかないといけないと思っちゃいますね!

【↓いけなかった方のために、音声おいておきます。音が出ます】
福引音声.m4a - Google ドライブ

2,000円を納めて、えびす様の引換券をもらいます。その後、(また)福引の列に並びガンガン流れていくように引いていきます。
今回は、「益々繁盛セット」(あってる?)があたりました!ドクターコパさん曰く、当たった縁起物は玄関に飾るといいらしいですね。



年中祈願もやっておきたい

福引のあとは、年中祈願をお願いしてきました。年中祈願とは、願いを書いた札を1年間毎日神社でご祈祷していただけるそうです。毎日代わりに御祈願していただけるのは大変ありがたいですね。

年中祈願が終わると「上にいかれますか?」と巫女さんに聞かれたので、わけもわからず「はい。」と答えると、ビニール袋をいただきました。
本殿の左側をさまよっていると、「年中祈願お祓い待合所」と書かれた看板があったので、ここだ!と思い並んでみました。

ここでは、本殿の中でご祈祷をしていただけるので、大変ありがたいなぁと思って祈祷に挑みました。

「えびす銭」をお借りして後にしました。

えびす銭は縁起の良いお金を神社から貸し出して、それを元手に商売をして、翌年に借りたお礼とともに返却するというものです。
お守りやお札はいつ返していいのかというのは、意見がわかれるところですが、この「えびす銭」は必ず翌年に返却してください。という珍しい期限付きタイプのお守りですね。

十日恵比須神社 【公式ホームページ】授与品

私もいただきました(お借りしました)

ただし、このえびす銭は1/10の全国ニュースでも取り上げられていましたが、最近は返却をしない人が増えているそうです。
理由としては、

  • 返却することを知らない
  • 外国人の方がお守りとして持って帰る
  • ご利益ありそうなので、1人が周りの人の分も持って帰る

などの理由により、返却されずこの状態が数年続くと、この「えびす銭」を貸与するという風習自体がなくなるかもしれないとのことでした。
自分は来年必ずお参りして返却したいと思います。

まとめ

福岡の人が神事にかける思いは、山笠、放生会などのへの毎年の参加率が大変高いですね。十日恵比須神社の正月大祭は夜遅くまでやっているので、スタッフジャンパーをきたまま会社の方が来て居たり、屋台もあるので子供連れの方、デートでこられているかたなど様々でした。

ただ、一部の方々のマナーの悪さで、笹が捨てられていたり、ゴミが散らばっていたりと少し残念でした。

だけど、福岡の商売繁盛にかけるパワーはいただけたと感じるお祭りでした。

来年はもっと時間を見ていきたいと思います!

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