潰れた柿を捨てるのがもったいないのでジャムを作ってみた話。
広告
私の実家はド田舎。
つい数年前までは、携帯の電波もauじゃないと入らなかった地域。
そんな実家から電話があって、「庭になっていた柿を送るね!」
「はいはい。」と二つ返事で答えたのですが、
到着後その柿たちはほとんど潰れていました・・・
送料かけて送ってくれたのに捨てるのはもったいない。
ということで、「柿ジャム」作ってみます。
柿のお話
諺(ことわざ)から
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という諺がある。
あれ?「トマトが赤くなれば、医者が青くなる」もなかったっけ?
と思いながら調べてみると、Yahoo知恵袋。
柿、トマト、リンゴのそれぞれが「赤く」なると医者が「青く」なるみたいです。
全部栄養価が高いので、天然の宝石ですね。
柿を食べた時の効果は?
柿1個を150gとした場合の、
栄養素 | 取れる量 | 1日成人必要摂取量 | 効果 |
---|---|---|---|
カロリー | 90kcal | - | 熱量 |
カリウム | 260mg | 2000~2500mg | 体の水分を排出し、むくみを取る |
ビタミンC | 110mg | 100mg | 美白効果 |
葉酸 | 27㎍ | 200㎍ | 貧血など、妊娠初期にとる場合は400㎍/day程度 |
ベータカロテン | 240㎍ | 1800㎍ | 抗酸化作用 |
果実類/かき/甘がき、生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
ビタミンCが突出して多いですが、あまりとりすぎると(柿5個食べちゃうとか)栄養ではない「タンニン」が血液サラサラにしてくれたり、抗酸化作用を与えてくれたりと、いいこともある反面、血中の鉄分と結びついて貧血になりやすくなるようです。
といいつつも、柿1個程度であるならば問題はないでしょう。
脱線からのジャム
用意するもの
- 鍋
- ジャムを詰める瓶・・・適量
- 柿・・・潰れた分(今回は12個)
- 砂糖・・・大さじ2
- はちみつ・・・大さじ1
- レモン(水)・・・小さじ1
STEP1-瓶を消毒
瓶が浸るくらいの水を張った鍋につけてあげます。
これとても大事です!特に水の段階からつけておいてください。お湯から入れると割れてしまいます。約15分程度ゴロゴロ瓶を転がしながらまんべんなく消毒してあげます。
STEP2-消毒している間に柿を剥く
この見た目奇麗そうな柿ですが、裏がほとんど潰れております。
こうなります。
STEP3-鍋に柿を入れ、砂糖を上からかけます。
(正直なところ砂糖はお好みです)
STEP4-煮込む?
今回は、柿の形状をほぼ保ったまま煮込んでおりますが、通常であればある程度の大きさに、包丁で切ってあげたほうが食感は増すと思います。大ぶりがよい方はそのままで結構ですが、以外と加工しずらいです(あとで使うときにわかりました・・・)
STEP5-レモン(水)をかけて完成
煮込んだら、レモン(水)を適量かけてあげると完成です。
写真のように、しゃもじですくっても、落ちていかないくらいの粘度があるといいと思います。
STEP6-瓶づめ
瓶に詰めて完成です。
作って食べた感想
この作業にかかった時間は、瓶の煮沸消毒している時間の15分程度のみ。時間もかからず美味しくジャムができました。
自然の柿だからか、甘いんですけど、市販のジャムのように後味に変な甘みが残らない美味しいジャムになりました。
プレーンヨーグルトにかけて食べてみましたが、ヨーグルトとジャムの酸っぱさと甘さが相まって
美味しくいただけました。(粒粒はチアシードですのでお気になさらず)