ねたぶろいど!

福岡の情報や小ネタを集めたタブロイドWeb

部下からの質問でPPAPは使えるのか考えてみた話。

広告

流行りにのってよくわからないタイトルをあてこんでみましたが、
実際に部下を持っているマネージャーってどうやったら部下の
質問に対して適切な回答ができるのだろうと考えたら、こうなりました。



PPAPは質問される側の上司が常に考えておくべきフレームワーク(と思う)

じらさずに、自分が気を付けている部下からの質問(相談)については、
以下の観点からヒアリングし、対応しています。

P・・・Prime(その質問は質問者にとって重要か)
P・・・Productivity(その質問は生産性があるか)
A・・・Approval(その質問は相談か、承認か)
P・・・Possitive(その質問者はその質問に前向きか)

正直、部下からの質問の真意がわかんない時が多い!

いちいち、真に受けていたら自分の神経すり減ってしまうので、
本当に必要な部分だけを相談にのって、あとは部下の思うとおりに
したらいいと思っています。ぶれない回答を出すためにも、
質問を質問で返す!が鉄則だと思いまうs。


必要な部分ってどこかっていうのが、さきほどのPPAPになるんじゃないかと
思っているんです。


例えばの例ですが、部下Aが以下の質問に来たとします。

部下A「こもなさん、こんなに仕事がいっぱいあって不安です。どうしたらいいですか?」

●PPAPフレームワークを確認してみましょう。

  1. P・・不安を口にした時点で、彼(彼女)にとって重要な仕事だと捉えて間違いないでしょう。
  2. P・・生産性はこの質問では感じられません。
  3. A・・これは相談ですね。
  4. P・・前向きであるかは確認してみましょう。

では、2個目のPと4個目のPが不明ですね。不明な点を質問して返してあげましょう。

こもな 「なぜ不安だと思うか、自分の言葉でいえるかい?」

部下A 「'仕事A'と'仕事B'が自分がする必要がある仕事なのかがわからず、不安です。」

こもな 「では、'仕事A’と'仕事B’のどちらが自分に必要な仕事だと思う?」

部下A 「'仕事A'です。」

こもな 「なぜ、そう思う?」

部下A 「'仕事B’は他のメンバーでもできるように、指導しましたが、私がしているからです。」

こもな 「ではなぜ、あなたが他のメンバーでできる仕事をしているの?」

部下A  「私が最初からやったので、他に任せきれないからです。」

こもな 「他の人ができるなら今すぐ、手放したらいい。そして、'仕事A'に集中すること。」

なんだか長くなってしまいましたが(これでもだいぶ端折りました)、
仕事Bを自分がしなくても、他のメンバーで賄えること。また、仕事Aに集中することで、
生産性が上がることを確認できました。また、この相談は不安がメインではなく、
自分の仕事を他の人に振りたいけど、振ることができないということが原因だとわかりました。

仕事Aに対しては、非常に前向きな姿勢をとって、取り組みたいこともわかりました。

この場合は、仕事Bは本当にできていようができていまいが、仕事Aに集中させることが
必要だと思います。そして、仕事Bが本当に他のメンバーでもできることがわかるように
仕向けるべきです。

結局のところ、、、

PPAPといいながらも、考えるべきは「相手の思考の意図を引き出して、最終的には
うまく仕事をしてもらう。ダメだったときは、その時、再度考える」が必要なんだと思います。

この場合、「なぜ」を執拗にならない程度に、多用し、相手の考えをじっくりまとめさせることが
部下の気持ちの整理と、今後の考え方の一助になるのではないかと考えています。


最後に、「追い詰めては、だめ!」

Copyright 2016-2017 こもな.tech

プライバシーポリシー